USBインターフェースはもともとパソコン用に開発されたもので、パソコン側をホストとしてその周辺にマウスやキーボード、ハードディスクなどを接続するために使われます。つまりマウスやキーボードはデバイスとして位置付けられます。この場合パソコン側のUSBには「ホストコントローラー機能」が、マウス側には「デバイス機能」が必要となります。Androidにこのホストコントローラー機能がサポートされたのはVer.3.1以降とのことですが、今やAndroid系のスマホやタブレットがパソコンのデバイスだと思っている人など何処にも居ないこのご時世では当然と言えましょう。つまりスマホやタブはホストとしてUSBを介してメモリーその他のデバイスを接続するニーズが高まっているわけです。ところが最近ではメーカの一部に部品代を節約するためにか、このUSBのホスト機能を削ってデバイスとしてのみサポートしている製品が出回っています。ユーザーの利便性を無視した発想としか言いようが有りません。
その7、 USBのホストとデバイス機能
- 1、NM(NEXTMEDIA)カ-ドとは?
- その6、 Moveとは?