解像度(resolution)とは、もともと印刷用語で1インチ四方(2.54cm四方)の中に表される点の数で、dpi(dot per inch)で表す。(例300dpi) 似たような言葉に画素数(pixels)*と言うものがある。(例500万画素/5,000,000pixel) 最近はこの画素数も解像度と呼ばれている。 例えば、ハイビジョン映像は1920 x 1080 pixelの高解像度であるとか、ハイビジョンは1920 x 1080 pixelの高画質映像である、と言うように。 dpiで表す解像度は情報の密度(dencity)を表す言葉である。 一方画素数の方は1枚の画像データに含まれる点の総数で、pixelで表される。 画素数は情報の総量を表す言葉であり、dpiの様に密度を表わすものではない。
dpiの解像度にしろpixelsの総画素数にしろ画像なり映像の画質を知るための数値として用いられている訳であるが、理解しておく必要が有るのは、画質を表わす数値として見た場合dpiの方は兎も角pixelsの方は相対的な概念だと言うことである。 どうしてかと言うと情報量を示すpixelsの方はその情報を表示(展開)する面(モニターディスプレイ)の広さにより情報密度が変化すると言うことである。 分かり安く単純な例で言えば、1920 x 1080 pixelのハイビジョン画像でもディスプレイ解像度が4096 x 2160の4Kモニターに表示されると、画像が倍に拡大されるので少しもきれいではないと言うことである。(実際にはアップコンバートしたりして技術的にそのような現象を回避しているが・・・)(*印は解説記事参照)